「今日はラーメンを食べました」…そのブログ、お客様に見せて大丈夫ですか? 会社のブログを『日記』にしてはいけない理由


スーツを着たビジネスマンが、真剣な会議の場で、笑顔でラーメンの写真を掲げているイラスト。周りの人は呆れている

毎日のブログ更新、本当にお疲れ様です!

「ブログは毎日書いたほうがいい」
この言葉を信じて、忙しい業務の合間を縫ってパソコンに向かう。その継続力と努力は、本当に素晴らしいものです。三日坊主にならずに続けられる経営者は、そう多くありません。

でも、もしそのブログの内容が…
「今日のランチは〇〇でした!」
「今日はいい天気ですね」
「社員の〇〇さんが髪を切りました」

といった「日記」ばかりになっているとしたら…
正直に申し上げます。それは、非常にもったいないことをしています。

今日は、なぜ会社のブログを「日記」にしてはいけないのか。
そして、何を書けば「お客様が集まる場所」に変わるのか。
その理由を、専門用語を使わずにわかりやすくお話しします。

厳しい現実:お客様は「友達」ではありません

まず、少し厳しい現実をお伝えさせてください。

私たちのような中小企業の場合、お客様は「私たちの日常」には興味がありません。

もちろん、テレビに出ているような有名芸能人なら話は別です。
「俳優の〇〇さんがラーメンを食べた」となれば、ファンは喜びます。

でも、私たちはビジネスマンです。
お客様がホームページを見に来るのは、あなたのファンだからではありません。
「自分の抱えている悩みやトラブルを、解決してくれるプロ」を探しているからです。

例えば、家の屋根から雨漏りしていて、急いで修理業者を探している人がいたとします。
その人が、御社のブログにたどり着きました。

そこに書かれているのが、
「今日のランチのパスタ、美味しかったです♪」
という記事だったら、どう思うでしょうか?

「そんなことより、私の家の雨漏りは直せるの!? どんな修理をしてくれるの!?」
と、イライラして別のページへ行ってしまうでしょう。

スマートフォンを見ながら困った顔をしている女性のイラスト。画面には「ランチの写真」、吹き出しには「知りたいのはそこじゃないのに…」の文字。

ホームページやブログは「24時間働く営業マン」です

もっとわかりやすく、「営業マン」に例えてみましょう。
会社のホームページやブログは、ネット上で24時間働いてくれる、あなたの会社の営業マンです。

想像してみてください。
あなたの大切な商談の場に、一人の営業マンがやってきました。
そして、開口一番、商品の説明もせずにこう話し始めたらどう思いますか?

「社長、聞いてくださいよ。今日食べた駅前のラーメンがすごく美味しくて! スープが濃厚で、チャーシューがトロトロで…あ、あと昨日は天気が良かったので洗濯物がよく乾きました!」

…こんな話を30分も続けられたら、
「こいつ、仕事する気あるのか? 帰ってくれ!」
と思いますよね。

実は、会社のブログで「ランチ」や「天気」の話ばかり書くというのは、これと同じことをネット上でやっているのと同じなのです。

「親しみやすさ」は大切ですが、それはあくまで「プロとしての信頼」があった上での話です。
仕事の話(お客様の役に立つ話)をせずに雑談ばかりする営業マンには、誰も仕事を頼みません。

商談中に、商品のパンフレットではなく「自分のペットの写真」を得意げに見せている営業マンと、怒っている社長のイラスト

解決策:「自分語り」をやめて「アドバイス」を書こう

「じゃあ、何を書けばいいんだ! ネタなんてないよ!」
そう思われたかもしれません。

安心してください。文章のプロになる必要はありません。
「お客様からよく聞かれる質問」に答えるだけでいいのです。

  • 「費用はいくらくらいかかりますか?」
  • 「工事は何日くらいで終わりますか?」
  • 「初めてなので、何を用意すればいいかわかりません」

普段の仕事で、お客様と話しているときに聞かれること。
それをそのまま、ブログのネタにしてください。

× 日記(自分語り)
「今日は現場で汗だくになりました。疲れました~」

〇 アドバイス(プロの知恵)
「夏の工事は『〇〇』に注意が必要です。プロが教える、失敗しないリフォームのコツを教えます」

これだけで、あなたのブログは「ただの日記」から、お客様を助ける「プロの知恵袋」に変わります。

まとめ:あなたの言葉を「資産」に変えましょう

今まで「日記」を書いていた時間と労力、これからは少しだけ方向を変えてみませんか?

「何を食べたか」ではなく「何を知っているか」
「誰と会ったか」ではなく「誰の役に立てるか」

その視点で書かれた記事は、必ず「未来のお客様」を連れてきてくれます。

もし、「そうは言っても、文章を書くのは苦手だし…」
「ウチの業種なら何を書くべき?」
と迷ったら、一度ご相談ください。

社長の頭の中にある想いや経験を、お客様に響く言葉に変えるお手伝いをします。まずはネタ相談だけでもOKです!