何を書くか迷わない。自社ブログ更新が劇的に楽になる「3ステップ」


デスクの上で、複雑な知恵の輪ではなく、シンプルな積み木を組み立てて完成させているビジネスパーソンの手元。明るく整理整頓されたオフィス

「今週中にブログを1本上げておいて」

上司からのこの一言に、胃がキリキリする思いをしていませんか?

  • 「そもそも文章を書くのが苦手」
  • 「真っ白い画面を前にすると、言葉が出てこない」
  • 「1記事書くのに何時間もかかって、他の業務が終わらない」

そのお悩み、実は「ブログ=クリエイティブな作文」だと誤解していることが原因かもしれません。

元営業マンで、現在はWeb制作に関わる私から一つ提案させてください。
会社のブログは、作文ではなく「業務報告書」と同じ「組み立て作業」だと割り切りましょう。

日報や見積書の作成に「文才」が必要ないのと同じで、ブログにも「決まった型」が存在します。今回は、文才ゼロでも迷わず書けるようになる「黄金の3ステップ」を解説します。


手順1【骨組み】:いきなり書き始めない!まずは「見出し」から

多くの人が陥る失敗パターン、それは「タイトルを決めたら、いきなり本文を書き始めてしまうこと」です。

これは旅行で言えば、地図を持たずに「とりあえず北へ行こう!」と歩き出すようなもの。途中で「あれ、何の話をしてたっけ?」と迷子になり、修正に膨大な時間がかかってしまいます。

まずは「見出し(目次)」という地図を作りましょう。

【具体例】テーマが「新商品の紹介」の場合

これだけで、書くべき内容が明確になりませんか?

❌ 悪い例(いきなり書き出す)
「弊社から新しい掃除機が出ました。とても軽くて、あと吸引力もすごくて、あ、色は赤と青があって…(ダラダラと続く)」

これでは、書いている本人も何が重要かわからなくなります。

⭕️ 良い例(先に見出し3つを決める)

  • H2:女性でも片手で持てる「驚きの軽さ」
  • H2:従来比1.5倍の「吸引力」を実証
  • H2:発売日と購入可能な店舗について

このように「伝えたいポイントを3つ」箇条書きにするだけで、骨組みは完成です。
あとはこの箱の中に、関連する情報を入れていくだけ。これなら「真っ白な画面」にフリーズすることもありません。


手順2【肉付け】:ビジネス文書の基本「PREP法」で穴埋めする

骨組みができたら、次は中身の文章(肉付け)です。
ここで使えるのが、ビジネス文書の基本フレームワーク「PREP(プレップ)法」です。

これは、以下の順序で文章を構成する手法です。

  1. Point(結論):一番伝えたいこと
  2. Reason(理由):なぜそうなのか
  3. Example(具体例):例えばどういうことか
  4. Point(結論):最後にもう一度まとめる

この型を使えば、面白い言い回しや気の利いた表現は一切不要です。ただ「穴埋め」をするだけで、読みやすい文章が完成します。

【具体例】テーマが「展示会レポート」の場合

「展示会に出展しました」という報告ブログも、PREP法なら数分で構成できます。

【Point:結論】
先日開催された「◯◯EXPO」への出展は、大盛況のうちに終了しました。

【Reason:理由】
昨年の倍以上の来場者様に、弊社のブースへお立ち寄りいただけたからです。

【Example:具体例】
特に新製品のデモンストレーション時には人だかりができ、3日間で約500枚の名刺交換を行うことができました。

【Point:結論】
お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。来週より順次、担当者からご連絡差し上げます。

いかがでしょうか?
これなら、普段書いている「日報」や「業務報告メール」とほとんど変わりませんよね。

「ブログだから面白く書かなきゃ」というプレッシャーは捨てて、淡々と事実をこの型に流し込んでみてください。


手順3【装飾】:画像は「休憩所」。文字の壁を作らないルール

最後に、Webデザイナーの視点から重要なアドバイスをします。
それは「文字だけで画面を埋め尽くさないこと」です。

今の読者のほとんどは、移動中や隙間時間にスマホで記事を読んでいます。
小さな画面に文字がびっしり詰まっていると、それだけで「うわ、読むのが大変そう…」と離脱されてしまいます。

画像は、記事の内容を説明するだけでなく、読者のための「視覚的な休憩所(道の駅)」としての役割があります。

どこに画像を置くべき?

迷ったら、以下のルールで配置してください。

【画像配置の鉄則】
「H2見出し」のすぐ下に画像を1枚入れる。

【具体例】テーマが「工場の設備紹介」の場合

  • H2見出し: 0.01ミリの誤差も許さない「最新鋭の切断機」
  • 【ここに機械の写真を配置!】
  • 本文: こちらが今回導入した切断機です……

このように見出しの直下に画像を置くことで、読者は「見出し(テキスト)」→「画像(ビジュアル)」→「本文(詳細)」というリズムで、ストレスなく読み進めることができます。

 ブログ記事の構成図解。「タイトル」の下に「H2見出し」、その下に「画像」、最後に「PREP法の本文」というブロックが積み重なっているイラスト。

【実演】実は、この記事も「PREP法」で構成されています

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
最後に一つ、この「PREP法」の効果を証明させてください。

実は、あなたが今読んだこの記事も、PREP法に当てはめて書かれています。

先ほどの文章を解剖してみましょう。

【P:結論(主張)】
多くの人が陥る失敗パターン、それは「タイトルを決めたら、いきなり本文を書き始めてしまうこと」です。まずは「見出し(目次)」という地図を作りましょう。

【R:理由】
地図を持たずに歩き出すと、途中で「あれ、何の話をしてたっけ?」と迷子になり、修正に膨大な時間がかかってしまうからです。

【E:具体例】
「新商品の紹介」をテーマにした場合、いきなり書き出すとダラダラしてしまいますが、先に「3つの見出し」を決めれば骨組みは完成します。(掃除機の例)

【P:結論(まとめ)】
あとはこの箱の中に、関連する情報を入れていくだけ。これなら「真っ白な画面」にフリーズすることもありません。

いかがでしょうか?
一見、普通に流れるように読めた文章でも、裏側にはこの「論理の骨組み」が隠れています。

「どう書こう?」と悩んだら、まずは箇条書きで P・R・E・P の4行をメモしてみてください。
それを繋ぎ合わせるだけで、誰でもプロのような説得力のある文章が書けるようになります。

まとめ

ブログ執筆は、決して特別なクリエイティブ作業ではありません。

  1. 骨組み: 先に見出し(目次)を3つ作る
  2. 肉付け: PREP法で穴埋めをする
  3. 装飾: 見出しの下に画像を置いて「休憩所」を作る

この3ステップは、普段皆さんが業務でこなしている「段取り」や「報告」のスキルそのものです。
まずは次回のブログ更新で、このテンプレートをそのまま使ってみてください。きっと、「あれ?もう書き終わっちゃった」と驚くはずですよ。

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