まだ高い掲載費を払いますか?良い人材が自然と集まる「採用専用HP」の作り方

「仕事の依頼は山ほど来るのに、現場を回す人が足りない」
「求人サイトに何十万円も払ったのに、応募はゼロか、面接に来ない人ばかり」
今、多くの経営者様からこのような悲鳴にも似たご相談をいただきます。
元営業マンとして率直に申し上げます。
もし今、「Webサイト=お客様を集めるもの」としか考えていないのであれば、それは非常にもったいない機会損失です。
今の時代、Webサイトの最大の役割は「人材採用」と「業務効率化」にシフトしています。
今回は、高い掲載費を払い続ける「消耗戦」から抜け出し、自社サイトを「24時間働く優秀な採用担当者」に変える方法について解説します。
求人媒体に頼らない!「自社サイト採用」への転換
大手求人媒体は、確かに多くの人の目に触れます。しかし、そこには大きな落とし穴があります。それは、「給与や待遇などの『条件』で比較されてしまう」ということです。
資金力のある大手企業と「時給」や「月給」で勝負をして、勝てるでしょうか?難しいのが現実です。
「共感」で採用するから、辞めない人が来る
そこで必要なのが、自社サイト(採用専用ページ)の活用です。
Webデザイナーの視点では、採用ページは「ラブレター」のように作るべきだと考えます。
- 媒体の定型枠: 文字数制限があり、事務的なスペックしか書けない。
- 自社サイト: 写真、動画、社長の想い、先輩の苦労話まで制限なく表現できる。
「うちは給料は相場並みだけど、職人の技術を継承する教育体制はどこにも負けない」
こうした「定性的な魅力」をしっかり伝えることで、条件ではなく「その会社の考え方」に共感した人材が集まります。結果として、入社後のミスマッチが減り、離職率も下がります。
Point
掲載費を掛け捨てにするのではなく、その予算を「自社の資産」となるWebコンテンツに投資しましょう。

電話対応を激減させる「24時間働く受付窓口」
人手不足の現場において、意外とバカにならないのが「電話対応」のコストです。
「求人を見たいんですけど…」「営業時間は?」「カタログ送って」といった電話に、貴重な事務員さんや現場スタッフの時間が奪われていませんか?
営業マン1人を雇うより、Web改修の方が安い
ここで、Webサイトに「優秀な受付機能」を持たせます。
- よくある質問(FAQ)の充実:
求職者や顧客が聞きそうなこと(未経験でも平気? 駐車場はある?等)を全て網羅し、自己解決を促す。 - LINE公式アカウントへの誘導:
電話よりもハードルの低いLINE相談窓口を設置し、自動応答で一次対応を済ませる。
営業マンや事務スタッフを一人雇えば、最低でも年間300万〜400万円の人件費がかかります。
しかし、Webサイトを改修して「自動案内システム」を作る費用は、その数分の一、しかも一度作れば24時間365日、文句も言わずに働き続けてくれます。
これこそが、中小企業が一番に取り組むべき「コスト削減」としてのWeb活用です。
求職者はスマホしか見ない!採用特化のデザイン戦略
最後に、Webデザイナーとして絶対に外せないポイントをお伝えします。
それは「徹底的なスマホファースト」です。
今の求職者(特に20〜30代)は、仕事探しから応募まで、すべてベッドの上でスマホで行います。
パソコン用のサイトがそのまま小さく表示されているような「見にくいサイト」は、一瞬で閉じられます。
「エントリーフォーム」で勝負が決まる
せっかく「ここで働きたい!」と思っても、応募フォームが面倒だと離脱されます。
- × 悪い例: 住所、学歴、志望動機など、最初から20項目も入力させる。
- ○ 良い例: 名前、連絡先、簡単なメッセージだけの「3分で終わるフォーム」にする。または「LINEで応募」ボタンを置く。
履歴書は面接の時に持ってきてもらえばいいのです。まずは「接点を持つこと」を最優先にしたデザイン設計が、応募数を倍増させる鍵です。
まとめ:Webサイトは「経費」ではなく「投資」
「ホームページはお金がかかる」
そう思っている方は、まだWebを「ただの看板」だと思っているかもしれません。
しかし、今回お話ししたように、Webサイトは正しく作れば「採用コストを下げ」「業務効率を上げ」「優秀な人材を連れてくる」強力な武器になります。
高い掲載費を払い続けるのをやめて、その予算を「自社の資産」になるWebサイトに使いませんか?
人が集まる仕組みさえできれば、御社のビジネスはもっと楽に、もっと大きく成長できるはずです。


